2022/6/1
仔猫が母猫の後ろをついて歩き始める時期です
たくさんの捨て猫が・・・民家に衰弱した状態で たどり着きます
見かねた優しい方が・・エサを与え・・次々に増えてしまいました
人には慣れていない捨て猫・・・
これ以上ふやせない!
皆さん・・・自己負担して治療し・・避妊手術を済ませます
飼い猫ではないけれど・・・小さな命
手助けしてあげたい!
あなたが安易な気持ちで捨てた子猫たち・・
猫好きの方に迷惑をかけていますよ
飼い猫の仔を 山に川に捨てたつもりの「無責任飼い主さん」
自分の捨てた猫のために
多頭飼育崩壊;になっている猫好きさんがいます
「花巻の多頭飼育をへらし隊」
猫好きの皆さんが、できることから始めようと活動をスタートしました
保護引き取りは難しいですが
捕まえる事が難しいお外猫を捕獲して
動物病院への避妊手術の送迎を行っています
メス猫が迷い込んできたら・・捕獲作戦をお手伝い!
避妊手術を行うことで、今以上猫は増えません
1匹のメス猫は 一生で100匹の仔猫を産みます
お金もかかるし・・・エサ代も・・・
悩んでいる間に・・・どんどん 猫算式に増えてしまいます
迷い込んできたメス猫1匹
2年後には 30匹を超えるファミリー猫に増えます
ネズミを捕ってくれる猫達・・・
でも増えすぎては・・餌すら買ってあげられなくなります
家の中外を自由にさせて飼育してきた飼い猫・・
どんどん増えて32匹多頭飼育状態になってしまいました
赤ちゃん子猫たち・・
小屋や・・車庫で内緒で出産・・・
皆 衰弱して目ヤニ鼻水・・状態です
お母さん猫・・お姉さん猫達は避妊手術!
仔猫たちは治療のため一時保護し 里親さん募集しました
このお家でも・・・猫好き飼い主さんが 家の中外自由に飼って・・
どんどん増やしてしまいました
次々と出てくる仔猫たち・・いったい何匹生まれているのでしょう
秋生まれ・・昨年春生まれ・・そしてこの春生まれました
全部で36匹・・ まだ隠れている猫がいそうです・・
捕獲用ワナをセットして捕まえます
※ 市販品も安価なものがありますが、有害動物捕獲用!
中に入った猫が怪我しようが・・なくなってしまおうが かまわない・・お品です
この罠は猫専用品! 市販されていません
悪用されないよう厳重な管理が必要です
猫を虐待して殺したい方の悪用を防ぐために 1個ずつ登録制のワナです
次次・・・とつかまった母猫達・・・
特大保護ネットに入れて 逃げ出さないようにします
捕獲した母猫は、まとめて手術!
手術日までお泊りです
手術の搬送!
日帰り手術ですよ 頑張ろうね
術後麻酔が効いた三毛猫お母さん
仔猫たちが心配して付き添っています
お母さん猫は元居た場所へ!
仔猫たちは混合ワクチンを済ませて
里親さん募集開始!
猫がこねこを産んで5匹を超えたら一大事! 1年後には20匹を超えるファミリーに! 可愛がっている猫が・・ 妊娠していると気が付いたらすぐに相談くださいね |
「花巻の多頭飼育をへらし隊」は 保護・引き取りは行っていません捕獲のお手伝い・車のない方等へは 病院への搬送のお手伝いを行っています
人に慣れたお母さん猫や 仔猫たちの譲渡は 当該保健所と連携して対応しています
猫の多頭飼育崩壊は今全国的な社会問題になっています どんどん猫が増え・・飼い主さんが適正に飼育できる数を超えてしまい 経済的にも苦しくなり 猫の世話ができなくなってしまう状態を 「多頭飼育崩壊」といいます 頭数が2匹でも30匹でも・・飼い主さんにとって負担となる頭数・・はそれぞれです 多くの場合 十分なお世話がされてなくて 不衛生な飼育環境の下 病気や奇形の猫が飼育されています 飼い主も猫も・・・生活に支障が出ています 特別なこと・・ではなく どこにでも起こっている身近な問題です 飼い主さんは 精神的・身体的・経済的な問題を抱えている傾向があり、 特にここ数年は高齢の方からの相談が急増しています 飼育のきっかけは餌やりで、屋内外出入り自由で飼育していた方が大半を占めます 孤立されている方が多く、相談者もいないため猫の数が増え続け、 ご近所からの苦情等・・これ以上どうしようもなくなってからの相談が多いです ・ 猫好きの方が 避妊手術しないまま増やしてしまう ・ 捨て猫をしらんふりできず エサだけを与えて増やしてしまう ・ 捨て猫をかわいそうと拾っては また拾う・・貰い手を探さないため増えてしまう 貰い手探しが拾ってくる数に見合わず増える(愛護活動家にも増加中) |
もしかしたら「多頭飼育崩壊!」 地域で見守り 未然に防止! | □ 猫の数がふえている・仔猫が生まれている □ 複数の猫を不妊(避妊・去勢)手術せずに飼育している □ 家の中外自由に飼育している □ 野良猫にエサを与えている(外にエサを出している) □ トイレのお掃除・・今までできたことが難しくなっている □ 悪臭がする□ 家の窓のカーテンがボロボロ・・になっている
猫の状態を見れば 飼い主さんの状態がわかります 飼い主さんと 猫に 必要な支援につなげましょう | 「多頭飼育」問題の背景には、飼い主さんの経済的困窮・社会的孤立による生活の困窮があります 社会福祉的な支援を必要とする飼い主さんが多いこと・再発のリスクが高いことから 「人の問題」「ペットの問題」として別々にとらえるのではなく、関係者が連携して取り組むことが大切です ペットが増えてしまうと解決が困難になります 早期発見!早期対応!が解決のカギになります 多数のペットを抱え、適切な飼養管理ができなくなってしまう「多頭飼育崩壊」に地方自治体を始め多くの関係者が連携して取り組むために「ガイドライン」をまとめました 飼い主さんが手に負えなくなった「多頭飼育」は悪臭・騒音・ゴミ屋敷化など・・周囲からも見えやすく、近隣住民にも被害が及びます
【レッドカード寸前!】高齢飼い主さん多頭飼育崩壊! | チェックリスト □ ゴミ屋敷化してきた □ 身体の汚れや身なりに気を使わなくなってきた □ 近所付き合いがない □ ゴミ出しのルールが守れない □ 家族や親せきが遠方で いざという時頼れない □ ペットへの愛情を感じない □ 体力面・精神面が弱ってきた □ 表情が憔悴していたり 痩せたりしている □ 散歩・買い物など習慣にしていたことをしない □ ペットや知人の名前を言えない等物忘れが多くなった □ 些細なことで怒ったり人を疑ったりする 人が変わった □ なれた道で迷う 徘徊する 不審な行動が増えた 【ペットに関する事】 □ 子犬仔猫が生まれている □ 飼育している数が1年前より増えている □ ペットのにおいや鳴き声で近所とのトラブルが増えている □ 屋内屋外にペットの糞尿がたまっている □ ペットが汚い(毛玉ができている・悪臭がする・ペットが汚い) □ ペットが具合が悪そうなのに3日以上放置している □ ペットが異常に痩せている □ 犬のお散歩をしていない |