ねこ女将のありすがおもてなし。岩手県花巻市の、猫の生態に配慮した「猫専用」の、ペットホテルです。猫のお世話に困ったら、愛猫を預かります。

 
猫のペットホテル
 にゃーご
岩手県花巻市。「なめとこ山」から流れ出る川沿いの緑豊かな閑静な市街地にある猫専用のホテル(ペットホテル)です。
     お気軽にご相談ください
          岩手県花巻市(旧市内)
         ☎090-4479-1193
 

高齢になったけど・・猫が飼いたい!・・本当に飼い続けることができるかな?

   
長寿社会、単身世帯が増えています。
一人暮らしはさみしい・・・
ペットを飼うと、長生きするそうだ!
寂しくないし!
別世帯の子供が、寂しくないようにと
猫を買ってプレゼント!
こんな理由で猫を飼う方が増えています。
 
天寿を看取るまでにかかる費用は
猫1匹で平均300万円です。
 
本当にこの先20年間飼いつづけることができますか。
仔猫を買ってプレゼントした方(子供さん)は万一の際にご自分で引き取り、飼うことができますか。
 
現役時代は高給取り!・・
でも・・・年金暮らしは、想像以上に厳しいのです!
40年間働いてきた場合の平均年金額は
65歳男性で、月16万円!
女性は10万円前後の年金額です。
専業主婦の場合は月6万円です。
 
お家賃がかからなくても・・・
経済的にもギリギリ・・の生活ですよ。
 
フードを飼う費用はあっても
避妊・去勢手術費用まではとても捻出できない;;
猫砂は想像以上に費用が嵩む・・買う費用が捻出できない・・・
 
恋のシーズンは、鳴き声がうるさくて、お外に出してしまう!
トイレはお外でしてきてね!・・・
 
お外で妊娠して出産!
仔猫を連れて外出!また妊娠して出産!
 
1匹のメス猫を飼い、1年半で・・・あっという間に18匹のファミリーに!
エサだけ与えていて・・、多頭飼育崩壊になる方がとても多いのです。
保健所では、「飼い猫」は引き取り拒否されますよ。
猫は、ご自身が責任をもって飼育できる数を飼いましょう。
 
多頭飼育崩壊・・とは
猫の数が増えすぎて、飼い主の手に負えなくなりお世話ができなくなることを言います。
 

万一の時に、犬猫を託す先・預かってくれる方を見つけましょう

 
人間の寿命は誰にも分らないものです。
年齢を重ねると、元気でいても、ちょっとしたことで入院することも増えてきます。
万一の際に、愛犬愛猫を託す先、預かってもらうところを決めて、お願いしておきましょう。
連絡先は、ご自身の通院先の病院等と同じ場所に紙にかいておきましょう。
ペットに信託する方法もあります。
どんな方法が、残されたペットが困らないのか。
飼う前に良く検討することも大切です。
 
ご近所に犬友達、猫友達がいれば、何かあった時に
お互いに助け合うこともできますよ。
年を重ねたら、ご近所付き合いもとても大切です。
 

多頭飼育!何が問題なの??

 
飼い主にとっての悲劇

・糞尿の臭い、泣き声で近所から苦情がくる
・家じゅうが不衛生、ごみ屋敷状態となり、居住ができなくなる
・金銭的な余裕がなくなる
 
猫を1匹以上飼育することを「多頭飼育!」と言うそうです。
確かに、年金暮らしでなくても、猫1匹に平均300万円かかる
平均寿命は飼い猫で16年と聞くと、飼い続けられるか心配です。
 
「健康寿命」=介護を必要としない年齢
男性71歳 女性は75歳です
この後は、介護を受けながら平均寿命までの約10年を過ごします。
ただし、平均というのは、同じ年齢の方の半数が介護を不要としているんですが。
 
年をとり、介護が必要になれば、飼い主さんは
「ヘルパー」を介護保険で利用できます。
・・・でも、介護保険では、「猫のお世話」はしてもらえません。
エサを与える、猫トイレを掃除する、猫のおう吐物を処理する・・
全て規則違反!
 
ダメなんです!
 
自分でするか、ペットシッターや業者を頼む等。
自費で依頼することになりますよ。
 
猫を飼うときは、ご自身の年齢と「健康寿命」を考慮して
自分で看取ってあげられる年齢の猫を飼いましょう。
飼い主さんが亡くなったり、老人施設に入所して行き場を失った
大人の猫達がたくさん、貰い手を探していますよ。
もともとが飼い猫ですから、人には慣れていますから
仔猫よりは手がかからないです。
 
猫にとっての悲劇

・近親交配により、不健康な子猫が産まれやすくなる
・狭い空間で暮らさなければならない
・フード不足、猫砂不足で、飢餓状態となる。
・お外と家の中の自由飼育になり感染症(猫エイズ)等が蔓延する。
・不衛生なため、病気が蔓延し、治療も受けさせてもらえない
・不妊手術(避妊・去勢)やワクチン等を受けられない
 
飼い主さんが介護が必要になったり、死亡したら
愛猫も体調を崩したり、殺されてしまいます。
 
・飢え死!(認知症等で餌を貰えない・・・等)
・保健所での殺処分が・・(高齢猫の譲渡は難しい・・現実が)
 
幸運なことに、次の飼い主さんが見つかったとしても
猫にとって、飼育環境が変わることは、ものすごいストレスなんです。
飼い主が変わる!お家が変わることは、
高齢猫にとっては、生死にかかわる一大事ですよ。
身内に引き取ってもらっても、そこは知らないお家!なんです。
 
・ストレスで拒食症になって・・死亡・・。
 
猫と飼い主さんの幸せは、
飼い主さんが自分で看取ってあげられる年齢の猫を飼いましょう。
 

ノラ猫がお腹を空かせて可哀そう・・・!避妊手術・譲渡先も探しましょう!

 
猫好きさんは要注意なんです。
 
エサを、内緒で与えて、避妊手術をしない!
かわいそうな野良猫を保護したり、人から猫を貰ったりして
どんどん増やしてしまい、フードや猫砂を買うお金が足りなくなり
飼育ができなくなって多頭飼育崩壊・・・;;

決して他人事ではありません。
可哀想な猫を次々と保護して自分で飼う・・・
本当に、ご自分や、その猫にとっての幸せになりますか。
家族の数より、猫の数が超えたら・・・危険信号です。

猫は今いる数から絶対に増やさない!
保護した猫は、貰い手を必ず探す!
 
この覚悟がとても大切ですよ。
 
譲渡をする場合は、自分が飼いたい猫!を残すのではなく
貰っていただけなかった猫をご縁の子として
ご自分で迎える覚悟を!

猫にとっても人にとっても幸せになるように。
 

貰い手を探すって・・・難しいのかな??

 
最初の2匹、3匹なら友人知人等口コミで探すことができますが
それ以上になると、個人で探すことは本当に難しいです。
高齢の猫は更に難しくなります;;
 
大切に飼ってきた小さな命
幸せになってほしいですよね。
 
高齢猫は、譲渡先を探すのはほぼ・・困難です。
お身内が引き取れない場合は、万一の際の引き取り先を探しておきましょう。
高齢の方の場合ご友人は、どちらが先に逝くかわかりませんよ。
できるだけお若い方に!
老猫ホームも全国に増えてきています。
飼い猫の平均寿命は16歳!
長寿の猫は
飼育にか20歳をはるかに超えていますよ。
若い猫は、若いうちに貰い手を探してあげましょう。
 
ネットで里親さんを探す
 
サイトは多く、仔猫や若い子は
案外簡単に貰い手がみつかるのですが
実際にはトラブルも多いです。
サイトが悪いのではなく、利用する方が
猫を貰ってくれるなら・・・と
サイトの注意事項を守らずに安易に譲渡してしまう・・
この様な場合に、後からフェイスブック等で
不適切飼育、虐待の実態をしり後悔する・・
こんなケースが多いようです。
 
猫好きを装って、猫を虐待する「マニア」もいます。
一旦猫を手渡してしまったら取り戻すことは
・・・不可能に近いです。
気が付いたときは殺されてしまっていた;;
こんなケースが、全国で裁判になっています。
勝訴できても・・・猫は二度と戻ってきませんよ。
 
近隣の愛護団体等に相談してみましょう。
長年活動している団体は、ノウハウを持っていますので
「マニア」については騙されない場合が多いです。
シニア猫の譲渡についても手伝ってくれる団体が増えています。
 
ただし・・愛護団体や、NPO団体も様々ですよ。
ご自分が「くいもの」にされないように!
そこがどんな団体なのか事前にチェックしましょう。
 
引き取った猫を安楽死させていませんか。
 
保護施設には限界があります。譲渡ができないままに長い間残っている!
病気がみつかり譲渡のめどがたたない!
こんな猫達を、新しい譲渡を必要とする仔を受け入れるために
安楽死させる!こんな団体も多いです。
 
 
引き取り費用をとる団体(NPO)等は要注意
 
仔猫は○○円!猫エイズの猫は▲▲円!で引き取ります。
でも・・ワクチンや、猫エイズ等の検査、避妊費用は譲渡したい人の負担!がほとんどです。
引き取ってもらってからかかる治療費等も、実費で請求される場合も。
 
譲渡時に、相手の方からも、実際には支払っていない費用等(ワクチン・避妊去勢手術)や賛金という使途不明な金額。
受け取った費用が、その方達の給与になってはいないでしょうか。
 
もちろん、引き取ってさえもらえれば・・と考える方はやぶさかではありませんが。
これでは、動物愛護・・といっていても、実際は商売・・・です。
仕入れ(猫を引き取る)をして、販売(譲渡)する・・
NPOとは、人件費や必要な経費を除き、利益が出ないようにしています。
ショップさんも、節税のためにできるだけ経費にして、利益を抑える工夫をしています。
動物愛護と信じて譲渡された(買った)方は、単なる金づる・・にされたと感じる方も。
こんな気持ちは、自然と譲渡された猫にも向けられてしまいます。
 
譲渡先の飼育環境等をキチンと書類でチェックし、保管している団体を
 
欲しいという方には、誰でもOK!差し上げます!
飼えなくなったらいつでも引き取ります等・・;;
 
貰い手にとっては都合がいいのかもしれませんが・・
猫は、物ではありませんよ
小さくても心を持った生き物です。
愛する飼い主さんを信頼して生きていくのです。
 
飼育環境も、譲渡先の氏名住所すら確認しない団体(NPO)もあります。
ペット不可住宅・高齢すぎる方・他にも複数の犬猫を飼っている等・・・
 
譲渡して、そこで猫が本当に幸せになれるかどうか
ここが一番不安ですよね。
譲渡の条件があるかどうかも必ず調べて下さいね。
 
・個人間での譲渡でも実際の費用を譲渡先の方に請求するのはokです。 
 
エイズ白血病の検査を済ませ、混合ワクチンを接種し、
成ネコは避妊去勢手術を済ませるのは、譲渡する方の責任です。
譲渡が決まり、相手の方に、「検査費用・ワクチン費用・不妊手術費用」の
実費を請求することは可能です。
ケガや病気治療費用は難しいです。
 
でも、よく考えて下さい。
猫を終生ご自分が飼い続ける事ができない・・・から
貰い手を探しているのです。
ご自身が飼い続ける・・のと、
譲渡先が決まり、猫がこの先安心して幸せに暮らすことができるなら
猫にかかった費用を、納得できる金額と考えることはできませんか
 

介護保険ペットに悩む・・」2019/1/21朝日新聞(リンクしています)

 朝日新聞記事です。介護保険ではペットのお世話はできないのですが・・・
見ないふりはもう難しい・・・段階に入ってきました。
 
しわよせはいつも一番弱い仔に・・・